ガザの侵攻以来、罪のない多くの子ども達の命を奪い、また天井のない地獄に変わり果てた地で今なお恐怖に苦しむ子ども達が存在する現状に心を痛めてきました。ガザの人口の45パーセントは14才以下の子ども達です。
私は今、140000人のガザの人々が国境を越えてきた隣国であるエジプトのカイロに3週間入り、逃れてきた子ども達が笑顔と希望を取り戻せるよう、力を尽くしています。
多くのパレスチナの難民は、エジプトでも、なりを潜め隠れて生活しています。
パレスチナ赤新月エジプト代表(こちらの国での赤十字、レッドクレッセントと呼んでいます。)ガザの子ども達を見てきた小児科医、在エジプト日本大使館、パレスチナ女性団体代表、ジャーナリスト、パレスチナ病院、学者等、多くの人々から話しを聞き現状の把握と情報収集をしてきました。そんな中、一人の女性と出会いました。彼女はガザ侵攻以来、自分の家にガザからの難民を受け入れ、又、住む家を探す手伝いをしたり、支援物資を避難民に配るセンターを自身の家に作るなどしています。
今は国境を閉鎖されている為、ガザに送れず、たくさんのミルクや衣類で溢れています。
子供地球基金からも子供服、画材、現金の寄付をしました。彼女と協力し合い子ども達の精神ケアーをする為、今日からは宿をセンターの近くに移し活動します。
子ども達はナイーブで写真を撮る事は出来ませんが、多くのガザからの避難民に寄り添っていると感謝のキスやハグを受けこちらの方が癒される日々です。