今週末は能登半島地震支援に入っています。いつもお世話になっている七尾ののとルネさんのご協力で、子どもたちを対象としたお茶会ワークショップを開催しました。
震災後何かと制限や制約の多い生活の中頑張っている子どもたちに、心を込めて点てたお茶を飲んでもらい、ほっと一息穏やかな時間を過ごして欲しいとの目的のワークショップです。
まず子どもたちに抹茶椀に見立てた紙の器に絵を描いてもらい、茶道師範でもある子供地球基金京都代表の桝蔵典子さんを先生に、自分の描いた器でお茶の時間を楽しみました。
お抹茶に合わせたお菓子は七尾銘菓の「長まし」です。地元では縁起物のお菓子としてお祭り「青柏祭」の時によく食べられるお菓子とのこと。青柏祭りは、以前に開催したワークショップの時にお祭りの様子の絵を描く子が何人もいるほど、地元の子どもたちが楽しみにしているお祭りの様です。
残念ながら今年は既にお祭りは中止が決定していますが、地元の経済に少しでも貢献するため、そして子どもたちのお祭りの楽しい記憶と未来への希望に繋がればと、長ましを採用させていただきました。
子供地球基金が七尾での活動の拠点とさせてもらっているパトリアさんでは、ようやく数日前に水道が開通しました。
トイレの水が流れること、手を洗えること。水の出る生活のありがたさを実感します。