2017メキシコNEWSWorkshop

メキシコ被災地 支援

20179月、メキシコ中部を震源とするマグニチュード7.1の地震により、メキシコ国内では子どもを含む360人以上の方が亡くなりました。在日本メ キシコ大使館のご協力により、地震の被害の大きかったメキシコ・モレロス 州のクエルナバカの小学校で絵を描くワークショップを行いました。子ども たちに自由に自分の想いを表現しましょうと伝え、ワークショップを始めると、一斉に悲しい顔をたくさん描き始めました。32年前の1985年の同じ日にメ キシコ地震があり、1万人以上の方が当時お亡くなりになったので、その日は子どもたちは朝から学校で避難訓練をしていました。まさか、その日のうちに大地震が起こるとは予測せず、子どもたちも親御さんも驚き、パニック状態になっていたといいます。 子どもたちは、怖かった気持ちや悲しかった気 持ちを白い布に表現していました。

学校の先生たちは、子どもたちが普段通りに過ごしているように見えても、 震災の時に感じた恐怖をこんなに抱えて日々過ごしているんだと、子どもたちの絵を見て、驚いていました。