KIDS ERATH FUND 子供地球基金

6月10日の朝日新聞掲載の記事について

朝日新聞が6月10日、日本心理臨床学会がアートセラピーに注意をという記事を掲載し心のケアのガイドラインを出しています。

誤解のないよう私達の活動を今一度、ご理解頂けたらと思い書き示す事にします。

まず、私達の活動はアートセラピーではありません。
KIDS HELPING KIDS をスローガンに子どもによるボランティア活動、すなわち社会参加を呼びかけています。被災した子どもたちも食べ物や文房具など何か与えてもらうばかりではなくどんな立場にあっても絵を描く事で社会の為、他の子どもたちの為に役に立つ事の喜びを感じ、自信に繋げてほしいと願っています。きれいごとでは子どもたちを救う事はできません。お金を子どもの力で生み出し実際に世界に11のキッズアースホーム(子どもたちのオープンハウスや学校)を立てる事ができたのです。

この活動で一番、子どもたちに伝えたい事は、どんな時でも表現する事の大切さを忘れてほしくないという事です。

絵を描く事で心に耳を傾け、子どもがセルフカウンセリングし自力で生きていく力にそして夢に繋げて行く事が大切だと考えています。人生は苦しいこともつらいこともあります。子どもも悲しいときは思いっきり泣き、苦しいときは黒い絵を描く事は自然な事です。大人が愚痴を言ったり、お酒を飲むように子どもも自分の思いを封印するのではなく吐き出す事で心が軽くなるのです。なぜなら、子どもたちは皆、書き終わった後、気持ち良かった。描いて良かった。と口々に言い、その後、様々な子どもの想いも語り始めるケースが多いのです。

世界40カ国以上で5000回のワークショップの経験の中で子どもの気持ちが明るく前向きになる事が顕著だからです。

今までに子供地球基金はポンピドウセンター、プーシキンミュージアムはじめ世界中で3000回を越える展覧会をしてきました。朝日新聞社と共催の20周年記念の展覧会でも戦争や様々な理由で心にトラウマを抱えた子どもたちの絵も展覧し社会に子どもの絵を通し子供の生きる環境を考える良いきっかけとなったと評価を頂きました。

日本の風土は臭いものには蓋をするという考え方がありますが、子どもたちも現実を理解し受け止める事がプロセスとして大切で避けて通ったり逃げたりする事は次に進むことが出来ないと考えます。

子供地球基金の活動はあくまでも子どもが主役で先生が絵を教えたり、精神科医や精神心理士が分析する事はしません。私共の活動は多くの精神科医や精神心理士の方々にも応援して頂いておりますが子どもが描いているそばからこの子は問題があるとか、この絵はこの色を使っているから問題だと分析し、子どもを上から見下ろし問題点を探すことの弊害のほうが大きいと考えております。

私達は、これからも子どもと同じ目線で子どもたちに寄り添って活動を続けていきたいと思っております。


子供地球基金
代表 鳥居晴美


すべての商品の売り上げの一部は、子供地球基金を通して世界中の子どもたちのために役立てられます。

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